今回ご紹介していくのは、ミスチルの名曲「くるみ」の歌詞と意味になります。
何となく聴いていてもいい曲なのですが、
PVと一緒にみることで感動できる度合いがグッと高まりますよ。
それではいってみましょう!
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感動する歌!「くるみ」の解釈は?
感動する歌として紹介させて頂くMr.Childrenの「くるみ」。
初めてこの曲を聴いてみた時、多くの人が「くるみ」を「女性の名前」として考えるそうです。
「どんな女性なの?」という疑問に関しては、「自分が過去に失恋した女性」であったり「恋人だったけど、亡くなってしまった女性」であったりと、捉え方は色々ありますね。
もちろん、その解釈も1つの捉え方としてあると思いますが、もう1つ別の意味があるとされております。
それが、「これから来る未来」という意味になります。
ちょっとした言葉遊びに近いですが、くるみを「来る未」とも書き換えられることから上記の意味も考えられるようになったと言われております。
【親しかった女性】と【これから来る未来】に向けた言葉。
この2つの意味で解釈できるのは、なんとも深いですよね!
桜井さんのセンスがキラキラと輝いております。
ミスチル「くるみ」の歌詞の意味は?
はじめに「くるみ」の歌詞を全部見てみると、「良かった過去」と「パッとしない現実」、「不安な未来」という3つの時間軸が描かれていることがわかります。
ここで改めて「くるみ」の意味について考えてみますが、最後の歌詞に
進もう 君のいない道の上へ
という歌詞が出てくることから、君に当てはまる言葉として「くるみ」があるのではと考えました。
そう捉えると、「くるみ」は「今は存在していないこと」になりますよね。
亡くなってしまったかどうかまではわかりませんが、少なくとも「くるみ」は自分とって「大切な人」、もしくは比喩と捉えて「来る未来=思い描いていた未来」であったのだろうと思います。
あなたにとって「大切に思える人」を「くるみ」に当てはめて聴いてみるだけでも、また違う意味で聴こえてくるかもしれませんね。
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「くるみ」1番の歌詞と意味
これらを踏まえた上での1番の歌詞とその意味はこんな感じになるのかな…と思いました。
引用:http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=B05471
「…ねぇ、くるみ?」
答えなんて返ってくるはずもないけれど、教えてほしいな。
僕が想像していた未来(もしくは、大切だった人)から見たら、この街の景色や僕自身の現状はどんな風に見えるのかな?
(今の僕は)誰かからの優しさだって、皮肉のように聞こえてしまうんだよ…。
もう、どうしたら良いんだろう…?
過去の良かったことだけしか思い出せないのは、僕が年老いたっていう証拠なのかな。
夢を追いかけながら歩んできた人生だったけど、そろそろ「社会の歯車」の1つにならなくちゃいけないのかもね。
希望をすればするほど、失望も増えるよね。
でも、明日には何が起こるかわからないから、ワクワクもできるんだと思う。
これから来る未来のことを色々と想像してみるんだよ。
「くるみ」2番の歌詞と意味
同じく、2番の歌詞とその意味はこんな感じになるのかな…と思いました。
「ねぇ、くるみ?」
返事なんて返ってこないけど、少しだけ聞いてほしいんだ。
一緒に過ごした楽しい思い出とか辛いことを全部、「時間」が忘れさせてくれるのなら、とても生きやすくなると思わないかい?
あのとき、最後に涙を流したのはいつだったのかな。
あれからは一度も泣かなくなったんだよ。…えらいかな?
でも、本気で笑うことも少なくなってしまったけどね。
君(=くるみ)を見失った今の僕を例えるなら、「どこかで掛け間違いをしたことで、1つだけ余ってしまったボタン」みたいだね。
でも、同じように掛け間違いをしてきた誰か(=ボタンホール)と出会うことで、新しい意味や未来が続いていくのなら、それはそれでいいと思うんだ。
もちろん、出会いが増えれば、別れも増えるよね。
でも、未来への希望を見い出せればワクワクもしてくると思うんだ。
この先、いろんな選択肢に出くわす度に迷うだろうけどさ、この思いには変わらないよ。
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ラストの歌詞と意味
引用:http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=B05471
みんな誰もが「今以上」を欲しがるけど、「変わらない愛」を求めているんだよね。
今になって考えてみれば、これは矛盾していたことなのかもしれない。(変わらない愛だけで十分だったよ。)
でも、そうやった矛盾を抱えたまま「社会の歯車」は回っている。
だから、僕たちの日常は必要以上の負担でギシギシと音を立ててしまっているんじゃないかな。
夢を追いかければ追いかけた分だけ、失敗する数は増える。(=希望の数だけ失望が増える。)
それでも、「明日」があるから、また頑張れる。
「どんなことが起こるんだろうなぁ…」って想像しながらね。
出会いが増えれば増えるほど、別れも増えるよね。
それでも「希望」があるから、また頑張れるんだよ。
いつまでも過去に目を向けたままじゃいけないよね。
「進もう。」
君(=くるみ、来るはずだった未来)がいない、これからの人生へ。
ミスチル「くるみ」のPV
ミスチルの「くるみ」のPVを見てみると、ある1人の中年男性が映し出されております。
その男性は手の中の小銭を見つめ、これからの生活も苦しいのではないか…と思わせる場面から始まるのですが、この「くるみ」の歌詞とピッタリあっていて本当に感動したのを覚えています。
【苦しい現実】と、一瞬だけ映し出される【思い描いていた未来】。
涙を流しながら白飯を食べる姿とのギャップに、思わず涙ぐんでしまいます。
最後は「過去との決別」を果たして、「未来を生きよう」とする姿が描かれているので見終わった後は気持ちがいいですね。
ぜひ1度だけでもいいので、見ていただきたいです。
[MV] Mr. Children _ くるみ (Kurumi) from kia tigers on Vimeo.
個人的に好きな歌詞!
最後に個人的に好きな歌詞の部分を紹介して終わりにしたいと思います。
希望の数だけ失望は増える。
それでも明日に胸は震える。
引き返しちゃいけないよね
進もう 君のいない道の上へ
ここの部分、本当に好きです。
「希望の数だけ失望は増える」に関しては、言われてみればそのまんまかもしれませんが、裏を返してみれば、「失望した分だけ希望を持ってた」ということですよね。
やっぱり人間ですから、失望した(された)時のダメージは結構クルものです。
でも、それだけ希望されていたと考えれば、少しだけ救われるような気がするんですよね。
「あぁ、こんな自分でも希望を託してくれていたんだな」って。
だったら、「他の人からも希望を託されているんじゃないかな」と思ってみたり。
じゃぁ、今度からはそういう人のために頑張っていこうと思えたら…最高ですよね。
あと、もう1つに関しては繰り返しになってしまいますが、「未来を生きようとする」歌詞がストレートに好きですね。
後悔とか失敗を全て挙げたら数え切れないほど沢山ありますが、それらを乗り越えた上で「未来を生きる」というのはやっぱり大切なことですよね。
どんなに過去に大失敗していても、今笑えていればそれで良いと思います。
結局は「最後に笑ったもの勝ち」なのですから。
今回は以上になります。
歌詞の意味などについては、いろんな解釈があると思いますので、参考程度にして頂けたら幸いに思います。
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